脳科学、目標達成、音楽の力

最終更新: 2022年2月16日

イギリス在住の富田紫さんのお嬢様の20歳になられたばかりの心さんが 都響とグラズノフのバイオリンコンチェルトの共演、で友人8人を弾(引)き連れて行って来ました。

ほとんど2年間ぐらい大きなコンサートに行ってなかったですし、ロシアの熱い情熱の感動を期待してオミクロンを心配しながら心待ちにしていました。

結果はと言いますと、期待を裏切らぬ、素晴らしいコンサートでした。


 

グラズノフのバイオリンコンチェルトには 人の耳を最高に澄ませることを促すピアニシモの高音があって、

ホール内の観客が皆耳を澄ませているのが分かりました。

チャイコフスキーの三楽章でオケの弦楽器全員がピッチカートのスケルツォを演奏したとき、まるで皆があの、ハリーポッターのスニッチになって空中をブンブン飛んで、さらわれて行く様でしたし、4楽章ではロシア特有の深い感情の淵、渦とボリュームに飲み込まれて圧倒され、心臓が高鳴ってきて。まるで、

サスペンス映画を見ている様でした。、、

(映画の代わりにその興奮を求めに!笑)


 

それぞれの異なるシーンで大勢の観客が皆、その音に波長(波動 )を合わせて音楽の言葉を聞こうとする、音楽とは本当に大勢の人を一つにまとめる力があるすごいものだと痛感しました。音楽は振動・波動そのものであると言うことが強烈にクリアになりました。


 

心さんの演奏はお母様の紫さんがおっしゃっておられた通り、彼女が目指した120%の思い切った表現でした。イギリスに住んで日本人のコンクール参加者を大勢見ていて、やはり表現力がイマイチ足りないと、ずっと感じられていたそうで、日本人であるからこそ、テクニックの上にそこを突き進めていらしたそうです。


 

私が紫さんと出会ったのは、あるピアノ教師の FBグループで、彼女がノートを使って目標を描き、計画をして、

イメージトレーニングをして、と言う講座を提供していて、

普通はこの手の願望実現なんとかコースは私にとって、値段が高すぎるか、

何かが胡散臭いと感じることが多かったのですが、、

彼女は私と同じ音楽学校卒業生で、

お二人のお嬢様をバイオリニストにしている実績がおありですし、品があって、それなのに全く威張ってもいない、

あまりにも素敵な方だったので、彼女の講座を受講することに致しました。


 

ほとんどにおいて、願望実現なんとかコースというと、ビジネス系の方が多いですし、なんだか有る事無い事おっしゃって、音楽家の繊細さとは無関係のイケイケ張子のような感じがどうしてもあって、受講する気にはなれませんでした・


 

多分私はいつも自己啓発のYOU TUBE videoとか、そして脳科学の本をいつも読んでいるので、重なっている情報もあったと思いますが、人というものはやはり、何か投資しないと本気では取り組まないものなのだと思います。そして知っている事と分かっていることは次元が違うことも。


 

良い学びを頂きました。そしてやっとこの歳になって恥ずかしがったり、モジモジしたりするのは止めることを決心しました。前進のみ。


 

彼女に教えてもらった教育にも自分の成長にも応用できる、いろいろな情報を早速私のピアノレッスンにも取り入れています。

こんな賢いお母様に恵まれたお二人のお嬢様は本当に恵まれているなあ、と自分と比べて落ち込んだりもします。

でもそれぞれの人はそれぞれのできる精一杯のことをして、子どもひとりひとりも違うので、

とにかく精一杯のことをすれば良いのだと思っています。


 

音楽のパワー、言葉なしでも同じ場所にいる人たちを一つにする、その良くも悪くも使える音楽の力、

改めて実感しました。


 

素晴らしい午後でした。そしてまたコンサート後の一緒に感動を分かち合った多国籍友人たちとの素敵な時間、

やはり言語も大切だと思います!!

なので、音楽と語学両方必須です!


 


 


 


 


 


 


 


 


 

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