手の怪我で得た事2
4月28日に自転車にぶつけれられて指を捻挫してからすでに1ヶ月と1週間が経過。なんだかもっと過去の事のように感じられます。経過時間が長く感じられたという事でしょう。2週間ぐらいで完治するだろうと思っていて、5月20日お弟子さんのデモにバラバラ容赦なしに弾いて、その後、乗って、バッハだけでなく色々な曲を弾き続けたところ、左の腕の全体左側がしびれて来てしまって、これは危ないと思い、整形外科のチェックアップで再レントゲン、頚椎の椎間板に骨が突き出している部分などが直ぐに発見され、整形外科のリハビリ室という場所へ生まれて初めて足を踏み入れる。考えてみれば、リハビリ一度もお世話になっていないという私はとてもラッキーなのかもしれませんね。

リハビリルームの私の印象;清潔感に溢れる若い療法士さん達が痛いところを優しく揉みほぐしてくれて、心配事を聞いてくれて、”自分が大切にされている感が味わえる場所。” 混むわけだなあ〜、、
間違っているかしら?でも事実、日によっては私よりももっとお歳を召された方々で一杯で、療法士さんに、どこへ旅行に行ったとか、世間話みたいな事をお話ししているんです。なんとなく気持ち解るなあ〜。それを若いお友達に話した後、彼女とのアポイント計画の日にリハビリが入っていてNGと申したら、え?まどかさん大丈夫ですか? 入り浸っちゃうんじゃないでしょうね?と言われた。(笑) 私の感想を聞いていわゆる一般に言われるホストクラブに行くマダムの心理的な感覚で、私がリハビリを過剰利用するのかもしれないと思ったらしいです。あはは, でも、治療はかなりの効果があって、驚きました。
とにかく長時間座ったまま行うピアノの練習の合間に(Office worksでも同じでしょう。)一時間おきぐらいになすべく運動など、教えていただいて本当に良かったです。
もう一点は、左手の指が動かせる時と動かせない時の 意識のはっきりさの違いを療法士さんにお話ししたら、驚きの答えをもらった事。脳が体の各部分への運動の指令を出すつながり(シナプスでしょうね)の40%以上が指と脳のシナプスに配分されているのだとか。だから指を動かす事は最高の脳への刺激で、ボケ防止などにも指トレが最大使われると。驚き!ならば働かぬ私の頭がもっと悪くならない様になんとでもピアノは弾き続けなければならないと!決心した瞬間でした。さて、次回はどんな事を教えていただけるでしょうか? 私のリハビリ利用座談(笑)の続きはまた!!