音楽家の耳と脳と語学/スピーチと、、
この前に書いたDr. Charles Limb氏の実験からの、私の印象と疑問に 少し答えてくれる記事を見つけた。音楽家は一般的に耳が良いという事が雑音の中でも音を聞き分ける実験などで証明されている。戦争中に耳の良い音楽家たちが潜水艦や戦闘機の種類や位置を聞き分けるためのユニットがあったぐらいだが、それに関して、生まれつき耳が良いだけではなく、長年のトレーニングによって 耳から聞いたものが神経に送られ、脳で判断する過程が まるでテニスプレーヤーが腕の筋肉が鍛えられていると同じように鍛えられているので、長年の経験により、音を判断し、その意味を聞き分ける訓練がなされており、回路ができているということらしい。例えば室内楽やオーケストラの中では、自分の音、同じ楽器も複数あるだろうし、楽器の音を聞き分けなければいけない、そのようなトレーニングも影響しているのかもしれない。
音を聞き分けるための材料は ピッチ、タイミングと、音色。 音楽の三要素とほとんど同じですから。道理で、、
そして、例えば ADDAやスピーチ障害の子供たちが音楽のトレーニングを受けると、注意力を払って聞くことー音や物事を判断するーの神経〜脳回路を作ることがなされる訳で、必ず注意力の改善が見られると。頷けますね。古代ギリシャの哲学者 アリストテレス(前384年 - 前322、プラトンの弟子であり、 ソクラテス、プラトンとともに、しばしば「西洋」最大の哲学者の一人とされる)はプラトンとともに、音楽教育は若者の魂に影響するから絶対に教育科目に入れるべきだと言っていた。このリサーチの中では哲学の視点からだけでなく、現代の科学(リサーチで証明されている)の視点からも音楽は人間の成長に役立つものだと言っている。

