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​コミュニケーション能力

 楽器演奏技術を習得した後は他の人たちと合奏をする事によって音楽での会話が可能になります。協調性やTeam work、social skillsも学ぶことが出来ます。リサーチによると、人が他の人たちと一緒に音楽作りをする時、オキシトンと言われる人を受け入れる”安心/愛情ホルモン”の量が、ただ会話をしている時の2倍にもになるそうです。又音楽はユニバーサル言語ですから異言語や異文化圏の人々とも、感情やメッセージを共有することが可能になります。

 

 核家族化が進み親子や家族の中のコミュニケーションも希薄になっているこの頃、子供とお母さん、家族や友人同士で歌ったり合奏したり、踊ったりする事はどんなにか素晴らしい結びつきを作ってくれることでしょうか?電子ゲームを一緒にするよりずっともたらされる事が多いと思います。

なぜなら生身の人間が隣で作り出す音をお互いに聞き、息を合わせ、一緒に美しい音の協調時間を作り上げてゆくのですから。この事は大きな範囲で考えると世界平和の実現にもつながると多くの人々は考えています。私もそう思います!!

日本ではなかなか室内楽を楽しむという余裕が無い様です。生徒さんには私の友人の音楽家とピアノ曲を他楽器とのアンサンブルに編集した曲を合わせたりしてもらいます。音楽のさまざまな形を体験して頂きたいからです。

​毎年1月末にアジアショパンコンクールの本選の伴奏に来日するポーランドのPrima Vistaa quartetとの共演はそれは素晴らしい体験でした。まさに音楽でコミュニケーションができるという実体験でした。生徒さんが合奏をされている時の写真です。

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