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      ​教材   |   books & materials

 

国籍、バックグラウンドの異なる様々な生徒さんを教えてきて、各国の様々な教材を見て来ました。

理想である言語としての音楽の理解を進める為に 導入教材には語学の習得にも将来のピアノのテクニックの基礎習得にもピアノアドベンチャーを使います(お子さんの場合)

ピアノレッスンに慣れてくると、オーソドックスな教材も使用します。なぜならアドヴェンチャーだけですとピアノテクニックの基礎的なチャレンジの導入が遅くなりがちだからです。ハノン、音階、そしてソルフェージュの宿題を併用します。

どの生徒さんにもいつも弾ける曲を数曲持ちながら常に

レヴェルアップを促します。他の教材からの良い曲や例も抜き出して、長期展望で学ぶ難しい曲にも挑戦します。

希望者はコンクールにも挑戦します。私のお弟子さんは学校での合唱コンクールの伴奏者にも合格します。

 

  そして、日本でも公益財団法人かけはし芸術文化振興財団にて受験可能な英国王立音楽院検定試験の受験を多くの生徒さんに奨めます。それはただ弾くだけではない、総合的な音楽理論や音楽史、ソルフェージュなどの包括的な音楽能力が要求されるからです。

http://www.kakehashi-foundation.jp .

英国王立音楽検定(アソシエイティッド・ボード検定)とは1889年に設立された英国王立音楽検定協会(アソシエイテッド・ボード)では、世界最大規模の音楽検定です。

これからの時代はただ弾けるだけでなく、受験に役立つ国際的に通用する検定試験に挑戦される事はとても良い事だと思います。

 

have taught pupils of many different nationalities, and used various materials. Now, for beginners, I definitely use  Faber's Piano Adventure   http://www.pianoadventures.com plus selected parts from other music books.

 

Piano Adventures is the teaching method of choice at leading university programs and music studios around the world. This student-centered approach uses analysis, creativity, and expression to develop a “musical mind and heart.” The delightful, pianistic pieces and creative theory pages, combined with an outstanding technical approach encourage practice and progress—with adventure!

However, as students get used to o piano lessons routine, I add Japanese method books that will require more conventional classical piano technique acquisition. Only if students are ready though. Scales, Hanon, and solfege drills will be  essential part of learning.

I  also highly recommend  students to take ABRSM (Associate Board of Royal School of Music) exam once in a while. ABRSM: Homepage https://gb.abrsm.org

 Because ABRSM exams require wholesome musicianship instead of just being able to play piano and also unlike competitions, there are no only few winners but who ever reach at levels can obtain certificates. ABRSM is the exam board of the Royal Schools of Music, delivering over 650000 music exams and assessments every year in 93 countries.

2,3,4,歳児のための教材
 Lesson books for 2,3,4、year old

現在は特にリトミッククラスはご提供しておりません。

手遊び歌や音楽に合わせて指をなるべく速く動かす事、

音の名前と、指番号を徹底的に覚えることをします。

音読みの基礎も此の時期にしてしまうと楽です。

3歳からピアノを始めた子供の脳のシナプスの数は50億個も多くなります。

With hand and finger play songs, obtain muscles to enable individual finger dexterity. If this is done early, learning to play piano becomes far easier than those without this training.
​導入時に楽しいピアノアドベンンチャーシリーズ
 Fun introduction! Piano Adventures

 3歳までは指を動かし、譜読みの基礎のゲーム、リズム打ちと歌を中心に30分のレッスンを行います。

 

ピアノ初心者用の様々な教材を試しましたが、どのメソードもそれだけをずっと続けて使うことに効率性を見出せません。アメリカの教材はイラストレーションが大変カラフルで楽しい曲が多く、子供が大変喜ぶように作られていますが、後に本物の音楽に移りづらいです。ゆっくり楽しく、進めたい方にはアドベンチャーで進めますが、それ以上を望まれるお子様にはスタンダードな教材を併用、あるいは変更してゆきます。


 アメリカの教材には世界の名曲の子供向けの優れた編曲、楽しい歌詞のついた曲が沢山あり、各教材から良い部分を使って教えていました。2年ほど前からは初心者には殆どPiano Adventureで教えています。この本の良い所は、曲の歌詞がテクニック習得につながる長年役立つものでもある事。
 

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譜読み

​初心者のお子さんには 体感五線や鍵盤マット,マグネット,フラッシュカード、ドリル、絶対音感教育江口式の音符の学校,かたまり読み使用,リズムとソルフェージュ、音読みゲームアプリを使って、譜が読める様になる訓練をします。

英語ではDO,RE,MI ,FA,SO,LA,TI,DOは C,D,E,F,G,A,B,CなのでNote spellerを良くいたします。(DAD=Re La Reなど、)英語の習得も一緒に進めるので大きな声でDO RE MI FAも正しい発音で口の形に注意しながら声に出して言ってもらいます。

体を使って覚えるコダーイのハンドサインを使用

音符の読み方の習得は数をこなし慣れるしか、近道はありません。

楽譜の理解は自分で曲を書いてみると逆理解が進みますので、

どの生徒さんにもにブランクの5線紙ノートを用意して音楽の記法を学びます、。記譜アプリを使って自分で出した音と楽譜に現れるものを実際に電子ピアノに繋いで自動演奏させたりして、記譜についての学習を行います、

リズムとソルフェージュ

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音楽の基礎は歌。どの生徒さんにもピアノの曲のメロデイーやベースを声に出して歌います。

リズム打ちの課題にはドラムや太鼓などの打楽器も使用

リズムとソルフェージュ、ヒンデミットの音楽家の基礎練習は必須

6〜7歳までの臨界期に訓練をすれば 絶対音感は習得できると言われています。それでも子供によってペースが異なるようですが、少なくとも移動ドや相対音感であっても音程間の音の距離を正しく感じられ、歌えるようになって欲しい。これは大人も同じです。全ての生徒さんに絶対音感のトレーニングを致します。これはレッスンの中でも致し​ますが、ゲームアプリ、そしてオンラインレッスンを計画中。

聴音=聞いたものを五線紙に書く。なかなか全てはカバーできませんが希望者にはピアノ以外にソルフェージュと聴音、絶対音感訓練をセットにしたレッスンをいたします。

ピアノとソルフェージュの本 ”みみをすます”も初心者さんによく使う本です。友人の作曲家と画家/チェリストの合作ですが、音楽的にとてもすぐれており、感性の刺激になるソルフェージュ+ピアノ導入の本です。

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               テクニックの習得、指の強化

指の筋肉を強くし、独立させるための指の運動をピアノを始めた時から致します。ボールを使っての指の独立の訓練、ミキモトメソードの指の練習などを致します。手遊び歌から始め、普段使わない指,特に小指と薬指が強くなるとピアノ奏法が絶対に安定しますので、意識的に強化に取り組みます。指の訓練は単調に思われがちですが、大人にも子供にもこの運動がどれだけ脳に良いかを考えながらゲーム的に行えば、もっともっと楽しいはず!音階、アルペジオは必須です。有名な角野隼人さんを始め有名なピアニストを育てた金子勝子先生の指セットも導入しました。Thompsonのハノン、Berens, Pishna, 岩崎淑氏著”ピアニストのための毎日の練習帳”などを使い、コードも学べるクラッシックのハノンよりもずっとおしゃれなジャズハノン等も用います。

                                   テクニックの教材と併用しながら年齢とレベルと目的に合わせて、曲を選びます。

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ハノンでさえ、ただ機械的に弾くのではなく、歌ったり、呼吸法と合わせたり、スラーやスタカート、ポルタメントなどの奏法の音楽的理解、呼吸と手と手首の動きを一緒に自然に学んでしまう新しい形のハノンの学びをします。

大人にはジャズハノンの教材も使います。従来のハノン教則本とは異なった、リズム感、和声感を伴う テクニックの教材です。

 

音階、アルペジオは音楽理論理解の為にも必須です。ある程度弾けるようになったら、すぐに従来のスケール、アルペジをにとどまらず、ピアノ全体を使う=体を使う広音域に渡るスケール、アルペジオに移っていただきます。ジャズ教則本のスケール、アルペジオは又異なる学び方をしますが、こちらも取り入れています。

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​ポリフォニー  /  Polyphony

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ビギナーレヴェルを通過し、楽譜が読めるようになってくると、クラッシック音楽のピアノ曲、バッハやモーツアルトの名曲を始めます。バッハのプレインヴェンションから始めます。Bachはクラッシック鍵盤楽器の基本王道登竜門です。ポリフォニー音楽の理解を進める為に子供のポリフォニー教本"カブトムシが兄弟で"も使用します。
この後、指がしっかりしている生徒さんは Beethoven, Brahms, Schumann, Chopin, Liszt, Debussy, Ravel 等いわゆるクラッシックピアノ曲を学習します。分析、時代背景なども自分で調べることを促し、ただ弾けるだけではない、時代背景、楽式などにも触れます。挑戦したい生徒さんは個々に合検定試験やコンクールも応援します。

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ギロック、ブルグミュラーは子供為のクラッシック教材の王道、特にこの東音企画のブルグミュラーでは弾くだけでなく、楽式やコードネームも一緒に学びます。


ギロックではイメージ作り、音楽構成、和声、テクニックを確認しながら学習します。室内楽にも編曲されたものがあり、是非コンサートで弾いてもらう美しい珠玉の学習教材です。

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バルトーク、ミクロコスモス、他にも色々な教材を生徒さんの資質に合わせて使います。ミクロコスモスから始まって、プロコフィエフやストラヴィンスキー、三善晃氏 等々による子供の為の近代現代の音楽にも積極的に触れてもらい、凝り固まったクラッシックピアノ学習のイメージ内だけでは無い新しい創作のエネルギーにつながって欲しいです。ABRSMの受験課題曲には必ず近代曲が含まれています

初心者の段階を過ぎて、自分の好きな曲が少し弾けるようになったら、完全クラッシックだけでなく、映画音楽やタンゴなどの民族音楽、アニメソングなどで大好きな曲があれば挑戦してみます。今までどのお子さんにも大人気だったのは" Pirates of Caribbean"でした。この曲を弾く時、強くなったような気がするのだそうです!音楽は感情を奮い立たせ、世界中のいろいろな所に弾く人を連れて行ってくれます。

ドラえもんの歌も新しくなり、好きな曲をピアノで弾く挑戦することをかなり応援します。学校での合唱コンクールの伴奏やオーデイションも心より応援指導します!

大人の方でもタンゴの王様と言われるピアソラの大好きな方や、アンドレ,ギャノンの美しい曲、Bill evans,やジャズピアノ曲を弾いてみたい方、私も大好きでいろいろなレパートリーを紹介します。ソロでは無理そうな場合は連弾も可能です。

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クリスマスのシーズンになると、皆さんにクリスマスソングやキャロルを弾いてもらっています、連弾も、クリスマスコンサートパーテイができる様になるのが私の夢です。

私自身がクリスチャンの教会で奏楽もするので、ブゾーニやリヒテル編曲のオルガン曲のピアノ編曲版のレパートリーを持ち、賛美歌の伴奏やアレンジ、ゴスペルまで、様々なスタイルの礼拝音楽を手がけています。教会での奏楽をされたい方喜んで指導します。

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レヴェルに関わらず、ご家族間での連弾を常に推奨します、”練習しなさい!”と怒るお母さんであるだけでなく、楽しく一緒に音楽作りをすることは、素晴らしい時間と思い出になると信じています!発表会でも、出来るだけお母様やお父様との連弾をしていただいております!もちろん無理強いではありません!

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​大人の初心者/ For adult beginnersと熟練奏者/ veterans

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​大人の生徒さんの初心者の方は大体この様なメソードブックを使います。もしご自分の弾きたい曲があれば、それが弾ける様になることを目標とした指導をします。

 

上級の生徒さん大歓迎です。現在大人の上級者の生徒さんはラヴェル、バッハ、ショパン、リスト、ご自分で弾きたいと思う曲に挑戦して頂き、マスターへの近道をご指導しています。

 

   ABRSM英国国立音楽院検定試験
           実技/音楽理論教材           
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音楽理論

私の時代には音楽理論よりもピアノ演奏が主で、音楽理論は受験になってから学ぶものでしたが、私の教室では幼少の頃から江口先生の音楽の学校などを使って、形式、音程、和声などを学びます。

​希望者には ABRSMの理論検定、特にGrade5を指導し試験に臨ませます。合格者、受験者は現在まで6人です。Grade8のピアノは3人合格済みです。

​私の時代に日本では、音楽理論を学ぶのは音大の受験生か音大生で、しかもテストの為のお勉強的な感覚がありました。ピアノ科の生徒はピアノの実技=弾けることが第一でであり、確かにピアノの大曲を読んで弾けるようになる事だけでも、かなり大きな課題なので、ピアノに向かう時間の比重が圧倒的に大きかったのですが、大人になって ジャズやゴスペルを始め、楽譜に書いてある事だけを読んで弾ける事だけでは済まされなくなった時、今まで以上に耳に頼り、そして音楽理論を知っている事が どんなに助けになるかを 身をもって思い知りました。

今ではお勉強であった音楽理論が(基本的なものであれば)楽しくて仕方がありません。なぜなら、音楽とは何かという最低の基本的説明から、非和声音の分析をしてメロデいーの弾き方を考える、、など。あるいは私が一番興味を持っている 脳〜感情〜音楽の結びつきを説明するにあたって従来音楽理論で述べられて来た事が”音楽が人の脳内に起こす感情の動き”の説明と一致するのです。

音楽は楽譜(五線紙)に書かれた音符+、ではなく、まず音とリズムのイメージがあって、それが共有される為に楽譜に書かれたのです。そして言葉を習得する為には基本の文法やルールが必要であると同じように、まず音(アルファベット)を知り、基本ルールの音楽理論を知っている必要があります。初心者の時からそれをやさしくお教えします。

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