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2018年初めに

  今年はSGPから一時帰国、超多忙、発表会を1月末に控えたEれちゃんが年末と新年に ショパンのスケルツォの2番を携えて、集中レッスンにやって来て、彼女の成長ぶりにびっくり、そして、私のアイデイアを直ぐに分かってくれるので、レッスンも楽しく、今年の私のピアノ教室の標語まで一緒に作っちゃいました。

  私自身へも、そして私の生徒さんへもの今年の標語?合言葉?フォーカスは"Bounce"と"Infinity" なぜそうなったかというのは長くなるし、全部は書かないけれど、私のところへ習いに来る皆さんには全員八の字体操というのをやってもらいます。腰の位置で地面に対して平行な面に八の字を書く腰の体操で、ピアノを弾く上で大変重要な動きだと私は思っています。(Belly danceのクラスで習得しました笑)これはらせん状運動でつまりmobiusの輪、実は音楽もこうでなければならないと思っているのです。そうしたら、EれちゃんがこれはInfinityのsymbolよ!と教えてくれたので、今年の標語?はINFINITY. に決まり。もう一つは BOUNCE これはbounceしないとInfinityの形が形成されないから。Pianoの打鍵も、そして人生もかも?と思っている。

 お弟子さん達から人生についてたくさんのことを学ばせてもらいます、それぞれのご家庭も皆とてもユニーク。

おしゃまなEちゃんはお母様が桐朋学園ピアノ科のご出身で、強力な助けっとがついていて、本当に羨ましい。1日練習しなかったら自分に分かる。2日練習しなかったら人にわかる、と私達があの時代に先生方から言われていた事をそのまま、ママから毎日聞いているから、ある日、私に”先生、毎日練習しない子っているんだってね?〜”と言って来まして、私は驚きを隠し、”え〜?そんなヒトいるの〜??”だめだよね〜そんなの。”と言っておきました。だから私が10年間ピアノを中断して、9年前から再開して、指を取り戻すのにどんなに大変だったかということを話したら、”わかる、2日弾かないだけでも人にわかるのに10年なんて!”と!痛く共感してくれました。みんながこんな考え方だったら良いのだがなあ〜、、、努力することが当たり前の、習慣を作ってしまうことの大切さを感じます。

  小学校一年生から教えている 中学一年生のKくん、 お父さんとお母さん二人とも音楽がお好きで,とても大事に育てられて。 家族で応援されて、お父様の好みの名曲をよく弾いていたが、最近お父さんが若い頃お好きだったpopular系の曲を弾いてきて、それが中なか古くて笑えます、、どの人もクラッシックバリバリのピアニストになる訳ではない。コードネームや和声進行のコツなど、どんどん学んで音楽でコミュニケーションが取れるヒトになってほしい。

昨年冬休みに KくんはNZを旅行中、一緒の旅行グループだった同世代のNon Japanseのピアノを弾く男の子と毎晩ピアノを弾いて会話?が弾んだという。嬉しいな、そういう話。

お父様から聞いた、もう一つの嬉しかった話は、練習しているはずなのに音が聞こえないから、何してるんだ?って部屋に入ってみたら、”楽譜読みながら頭で勉強しているんだ”という答えが!、 そうなんです。ピアノなしでも楽譜を読んで頭で鳴らす練習をしなさい と散々言っていたのをちゃんと実行してくれているんです。これも嬉しいな。

この二家族ともに、家族の趣味や、思いが一致しているのって良いなあと思う、

押し付けだとか、無理やりだとか いう人たちもいるけれど、うちの子供達の様に、自分でやる気が出なければ何をやってもしょうがないんだと言われて、何もやらなかった子供達も私は気の毒だとも思う。とっかかりが何もないって。まあ、本当にやりたければ、いつかやるでしょうが、

どんなお稽古事だって時間はかかるし、お金も労力もかかり、大変だ。親が経験のチャンスを与えてあげなかったら子供は普通は新しいことには遭遇できないでしょう。私の生徒さん達を見ていると 幸せだなあと思うのだ。

そして、私のピアノ教室名はやっぱりグローバル・多様性何とかにしたい気持ちが。それが私が子供達に教えたいことでもあるから。だからお弟子さんには外国語にもっと興味を持って欲しいのだ。音楽の為にも多様性を受け入れる人間成長のためにも。  

以下、

東洋経済 Vol.13, 子供にはできるだけ多くの機会を与えるべき より抜粋引用

プログラミングで学ぶ論理的思考は大前提 /夏野剛/プログラミングはPCとコミュニケーションするための論理的思考である

日本の経済規模が縮小している今、それを防ぐ為にできる事。 一つは国内で新しい付加価値を生むビジネスを次々と作る事 二つ目は グローバルに稼ぐこと。 新しい付加価値を生む為には想像 と創造が必要。 自由な想像力で新しいものを創造できる機会をどれだけ子供たちに与えられるかが重要になってきます。

だからこそ、教育のPlatformを教えるPFから学ぶPFに変えなくてはなりません もう一つ重要なのは、二つのそうぞうを働かせるには子供に自分の好きなことを見つけさせる事です。自分が好きなものは何時間やっても苦にならないもの、子供が好きなものに出会える機会をたくさん作るべき。

グローバルに稼ぐには一つは語学力 もう一つは 多様性に対する需要性を高める事 グローバルな世界には異質のものしかありません。だからこそ、教育の現場で異質なものを排除するいじめがいつまでも起こっていては、グローバル化など夢のまた夢です。よく、いじめられる側にも問題があるという人もいますが、それは違う。多様性に対する需要性をいかに育てるかが重要なのです。

東洋経済 Vol.13, 子供にはできるだけ多くの機会を与えるべき プログラミングで学ぶ論理的思考は大前提 /夏野剛

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